有痛性外脛骨

京都・滋賀 関西予防医術研究所

12才 (小学校6年生) 女子 陸上
3月に右足を捻挫した。 接骨院で治療をしているときに 右足内側足底を触ると痛みを感じた。
その後色々な治療法を受けてみたが痛みに変化がなかった。
整形外科で診察を受け「有痛性外脛骨障害」と診断。 手術をして切除すれば治ると言われたが、復帰するまでに 約2か月かかると言われた。
痛みに変化がないので6月中旬から2週間程運動を休んだ。 3週間目に走ってみたが痛みが出た。
お父さんがインターネットで「有痛性外脛骨障害」を調べて来院する。
症状
・触れると痛い。 ・走ると痛い。
1回目の施術でその場駆け足をしてもらうと痛みは消失していた。
今の状態では痛みは出ないが、帰ってからいつものように走ってもらうよう指導。
明日もう一度施術に来るように伝えた。
2回目の施術
昨日帰ってから走ってみて、8分の力で走るのは痛みは出ないが 思いっきり走ると力を入れて踏み込んだ時に痛みが出る。
そして、一部分だけ触って痛いところが残る。
この2点を考慮しながら施術をすすめる。
施術後外で走ってもらう。 途中で痛みが出る。
もう1度施術をする。 触っていたかったところの痛みの確認をする。 「痛くない!」
じゃあもう1度走ってみよう。 思いっきり走ってみて。 見ていても先程とは違い力強い走り方をしているのが分かる。
お父さんも心配そうに見守っておられるのがこちらにも伝わってくる。
どう? 痛くない!
お父さんも駆け寄って聞いておられる。 本当に痛くないのか?
痛くない!
やったー 心の中でばんざい!! うれしい瞬間です!

後は今後の運動後のケアの仕方を覚えて 常に柔軟な筋肉でいられるようにすることが 怪我をし難い身体作りに必要なこと。
そして柔軟な筋肉であれば瞬発力も増してくる ということをお父さんと本人に伝え自分で出来る 身体のお手入れ方法のレッスンをする。
お父さんも○○さんも今後再発しないように 一生懸命レッスンを受けられました。
お父さんは、こんなに早く良くなるとは思っていなかったと びっくりしておられました。

関西予防医術研究所

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中村美由紀


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